首肩こりの初級編(撫で肩)
目次
1.撫で肩とは
2.撫で肩の原因
3.撫で肩になると生活に支障が出る
4.撫で肩の治し方
1.撫で肩とは
撫で肩とは一言で言えば肩甲骨が正常な位置から下方向に位置している事をいいます。
※自分で確認する場合
肩の位置が第二胸椎より下の位置になっているか確認してみましょう。
第二胸椎は首の1番出っ張っている骨から下方向に触ると少し出っ張っている骨を2個たどるとあります。
2.撫で肩はマッサージでは治らない
撫で肩でな首肩こりになる理由は
肩甲骨が下に下がることで肩甲骨にくっついている筋肉が常に引っ張られてしまうからです。
それによって筋肉が血が通いづらくなると酸素不足で筋肉が硬くなってしまいます。
これが進行すると肩甲骨の周りの筋肉が一部断裂をして痛みに変わります。
これが皆さん感じる首肩凝りのメカニズムです。
では撫で肩の原因になる具体的な筋肉は腕の筋肉(上腕二頭筋)と背中(僧帽筋上部)です。
・腕の筋肉(上腕二頭筋)
この筋肉が硬くなると肩甲骨を下方向に引っ張る作用が働くので肩を下方向に移動します。
・背中の筋肉(僧帽筋上部)
この筋肉は肩甲骨を上に引き上げる筋肉ですが、肩甲骨が常に下に引っ張られた状態になると筋肉が使いづらくなってしまい上に引き上げる力が弱くなってしまいます。
※撫で肩になる日常生活の例
デスクワークの時デスクが低すぎる場合
長時間同じ姿勢で座る
重い物を運ぶことが多い
営業などで片方にバックや荷物を持つ
運動を何年もしていない
3.撫で肩になると生活に支障が出る
鎖骨の上あたりに神経が集中しているところがありますが、肩が下がると首周りの筋肉が伸ばされて常に緊張している状態になって筋肉が硬くなります。この筋肉が神経を圧迫してしまうと
眠れなくなったり、リラックスをしづらくなる
汗が止まりづらい等を引き起こします。
4.撫で肩の治し方
肩甲骨の位置を正常な位置に戻せばいいので、
腕の筋肉が硬くなる理由は使いすぎと常に曲げている姿勢をとることによって筋肉が縮んでしまうのが原因なのでストレッチをします。
また背中の筋肉はキープしながら行うトレーニングをしましょう。
また普段から腕を曲げる時間を短くしたり、座っていても肩が下に下がらないように注意することも大切です。
○あとがき
今回は長くなってしまいましたが少しでも普段生活を快適に出来ればと願っています。
また具体的に自分の症状を聞きたいのであれば
コメントからご相談待ってます。
次回は猫背を治すための具体的に自分でできるケアを紹介します。お楽しみに〜^_^